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海外在住で困った!読書の悩みの解決体験談

国際結婚して欧州在住の30代主婦です。私は日本も大好きですが、在住している国も好きでたまりません。

「住めば都」という言葉を地で行くような性格で、行く先々での土地の文化や生活の良い部分を享受させてもらってきました。(実際、転職を繰り返す夫についてずいぶん色々な土地を回ってきましたが、どこも特有の良さがあって素晴らしかったです。)ただ、そんなポジティブな私でも一つだけ、どうしても困ったことがありました。

それは、自分が無類の「読書好き」であるということです。

子どものころからとにかく本が大好き。

ジャンルは問わず、様々な本を読み漁りながら育ちました。家族全員が読書好き、という環境のせいでもあったのですが、とにかく本に囲まれて育ったのです。海外に出る際にも、蔵書の中から大切なものをより出して、船便で送りだしました。その後も、たまに一時帰国をする際には、スーツケースの半分ほどを本で埋めて在住国に帰ってきたものです。

ですが、そのような「個人輸入」にも限度があります。折しも夫は転職とともに減給を繰り返し、家計に余裕がどんどんなくなってきました。さらに、子どもが生まれて自分の時間は全くなくなってしまったのです。本を取り寄せるお金もなければ、じっくりと読む時間もない、さらには一時帰国じたいも全くできない状況で「ああ、日本の本が読みたい…」という欲求不満ばかりが募って行きました。

「電子書籍買ったら?」と勧めてくれた人は多いのですが、スマホも携帯も持たないアナログ派の私は、どうしても足踏みしてしまいました。小さい画面に見入るという行為がどうしても好きになれないのです。確かに紙の本と比べて電子辞書なら取り寄せの手間が段違いで減りますし、値段も低めに設定されているケースが多いのですが…。幼い子供を抱えて、私は「実家近くにある図書館に行きたいなあ…」とぼんやり思っていました。

ですが、解決方法は意外な所にありました。子どもが託児所に行くようになったのですが、その近くに町営の図書館がありました。もちろん日本語の書籍などあるわけはないのですが、ふらりと入ってみた私は、何となく居心地のよいものを感じました。ぼんやりと子ども向け絵本コーナーに佇んでいると、ふと児童書の棚が目に入ったのです。

「こっちの言語の本なんて、ほとんど読んだことないけれど、児童向けなら私の語学力でも読めるかな。」と、薄くて面白そうな一冊をかりてみることにしたのです。

そこからが止まりませんでした。確かに現地語の書籍は読みにくさはありますが、一度面白さに引き込まれると気にならなくなります。私は児童書コーナー、簡単なハウツー本、短い小説…と数年かけてレベルを上げて行き、現在は学術書でも読んでしまうようになりました。同時に語彙もずいぶん増えました。

「私って結局活字中毒だったんだ。日本語でなくても、現地語で本が読めればそれで幸せなのね…」と、自分でも苦笑してしまう事があります。現地で税金を支払っているのだから、地元図書館を無料でばっちり利用させてもらうにこしたことはありません。こんな風に現地語OKになってしまったので、最近は一時帰国でも日本で本を買う、ということはほとんどなくなりました。子どもの成長に合わせて、読書にかけられる時間も少しずつ増え、毎日の読書をいとおしみながら楽しんで生活しています!

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