悩み・相談

自分の未来についての葛藤の先に見えたのは

もう、人生の半分近くを生きてくると、ふと自分の未来について不安がよぎることがあります。

それは、今のバートナーを本当に愛しているのか、そして家族を大事にできているのかということも含めてです。

私は、結婚して20年になります。

子供もそろそろ成人になる娘と息子がきます。

地方から東京に出てきて、今の家内と出会い、結婚。

そして2人の子供を授かりました。

仕事で地方への転勤もありましたが、一時期は単身赴任の時期もありました。

普通に考えると、平凡でもそれなりの幸せがある家庭に見えてくるのかもしれません。

しかし、自分自身は親子、夫婦にも心の壁があることをよく感じていました。

単身赴任中が原因だったと思います。

仕事の忙しさに追われて、家族と話す機会が少なかったことが、家族との距離感を増したように感じているからです。

妻もその寂しさから、一時期、不倫に走ったこともありました。

その時は、泣きながら私に謝ったのですが、心の中では許しようにも許せない感情のしこりが残ったままでした。

単身赴任が解けて、家に戻った時にすでに家の中では私は蚊帳の外でした。

この時に、本当に自分はこの家族に必要とされてあるのだろうかと何度も考えたものです。

それから、数年か経ちました。

その期間に私自身も他の女性を愛してしまったこともあります。

一時期、離婚も本気で気考えたこともありましたが、その時は当時の彼女から諭されたのです。

「あなたはやっばり家族の元に帰るべき人よ。」

その言葉が自分の未来について、もう一度、考えなおしてみることになったのです。

彼女は私のことを愛してくれましたが、それがゆえにお互いの未來を幸せに暮らしていけるよう、もう一度、やり直す人生を照らしてくれたような気がします。

心が家に戻った時に、自分の気持ちをもう一度、妻や子供に向けるようにしました。

この時には、まだ、家族の心は閉ざされままでした。

しかし、ここで一つのある出来事が起こります。

妻の入院でした。

病名は胃癌。

これには私も子供も驚きましたが、本人が一番のショックです。

それからは、二ヶ月の入院生活。

毎晩、仕事が終わっでからお見舞いに行きました。

子共達もです。

家事は子供達で分担してやってくれましたし。食事は私と娘で交代しながら作ります。

その時に私も子供も感じたのです。

どんなに心の壁があったとしても、やはり家族1人でも欠けていたら、寂しいことを。

そんなふうに考えてから、よく子供達と会話をするようになったのです。

妻の容体も手術後、良くなって来て退院することになりました。

まだ、体は体力がもとっていなかったこともあってか。きつい生活を送

らざるをえないのですが、なるべく早く仕事を終えて、帰宅するようにして、妻をできるだけ支えるようにはしたのです。

「ありがとう。ホントにありがとう。」

涙を流がして感謝している妻。

その時に私も一言。

「夫婦なんだから、一緒にあるかなきゃ。」

私の手を取って泣きじゃくる妻でした。

それからでしょうか。

子供達も私と会話を積極的にするようになったのは。

特に大学に進学した息子は驚いていました。

「お父さんが、こんなに凄い人とは知らなかった。」

そんなふうに言うのです。

技術系の専攻をしており、元々、技術屋だった私と専門的な話ができるからでした。

おそらく息子が幼ない時に笑いながら会話して以来かもしれません。

妻の病気も、落ち着いて良くなりました。

彼女の病気のおかげで家族のつながりを復活させることができたのかもしれません。

この時から、自分の未来に対する心配が払拭されたのです。

心の壁が取り除かれるまでに、かなりの時間が必要でした。

それてもやっと自分の行くべき道が開けたような気がしています。

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