個人事業

創造的な仕事にあぐらを掻いている人に、素晴らしい悩みをあげます。

仕事については、あまりに範囲が広いので、自営業、特に創造的な仕事をしている人を考えてみたいと思います。

ものを創造するという事は、ゼロから作る事ですからまずは才能との闘いになると思います。本当は創造とはゼロからではありません。必ず完成された一流の創造作品の模倣から始まると考えています。

ですから才能について考えるだけでこの紙面は終わってしまいます。とりあえずは少しは才能のある人間と仮定しましょう。

自分で何かを創るとは、やりたい仕事をする事が最初の問題になる事でしょう。難関と言ってもいいでしょう。

自分のやりたい事をやって、自分も満足してクライアントまたは観客を満足させる事は至難の業だと思います。現在の様に価値観がこれほど多様性を持っていると誰の判断が正解かは謎みたいなものですよ。

仕事を完成させるには手に技術が必要です。手に職を持つというやつです。これも現代では昔と違います。昔は手に職はひとつで良かったのです。今は何種類かの職がないと生きて行けない時代です。

もう、この辺で悩んでしまっている人もいると思います。

ある作家がいます。世間では一流と言われています。文学、戯曲、シナリオ、評論、エッセイ、これらを書かなくてはなりません。好きで楽しければいいのですが、必ずしもそうはなりません。

中には、大学の教授の仕事もします。もしかしたらゴーストライターの仕事をしているかも知れません。

これらは一流の人の話。

普通の人の話となると、例えばある役者さんがいます。演劇をしています。小劇場です。作・演出・役者をこなしても生活は出来ません。つまりお金が入ってこないのです。

何をするか。昼間は劇団の仕事。夜は居酒屋でバイトです。または夜勤の警備員です。日曜日はビルの清掃です。

好きな芝居が出来るのですから幸せだと思いますか。

この時に仕事について考えてしまいます。自分で仕事につて差別してしまうのです。演劇は高級で創造的、バイトは低級でお金になれば何でも我慢する。

このレベルで勝負していたら、いつまでも状況は変わりませんよ。

視点の変換が出来ない人間は視野が狭くなります。逆の発想が出来ないのです。

演劇は趣味でバイトが創造的な仕事なのです。

これだと自己満足は有り得ません。

これが仕事を考える時に必要な視点です。創造に隠れてお金を馬鹿にしていたのです。自分を正当化しているだけです。前進がないのですよ。

何でも逆を考えてみると自分の傲慢さが分かります。

つまらない所に仕事の悩みがあったりします。固定観念で生きる事と仕事を混合すると、なかなかそこから抜けられません。

創造的な仕事をしていると自分を誤魔化しているだけだったりする場合が多いです。創造的という言葉を馬鹿にしてください。

それが視点を変えるという事です。

視点を変えると人間の頭は揺れ動きます。悩むと言い替えてもいいでしょう。でも頭脳は上手く出来ているんです。バネのように右に引かれると左に戻されます。

これを現実に当てはめると、バイトをしていると作家の自分が見えて来ます。作家をやっているとバイトの仕事が見えて来ます。

これが働く事、仕事をする事の悩みに最高の薬になります。

仕事の悩みには、他人の目が気になると言う悩みもあります。年齢を重ねれば重ねるほどこれに苦しめられます。

特に創造的な仕事に関わっている人は、一度は通る道でしょう。恋人の問題なんか典型ですよ。食えない創造の仕事と、結婚なんかが必ず重なります。

この時に人間関係で仕事の選択を間違えないでくださいね。

仕事だけを見つめていればいいのです。その仕事をいろいろな視点から見る事が出来る、自分の視野の広さと、的確な視点からの判断が求められると思います。

視点が難しかったらフットワークの軽さでもいいですよ。

人間なんか風が吹いたら、何処かに飛んで行ってしまうほど軽い生き物ですから。

飛ばされても、そう簡単には死にませんからご心配無く。

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