受験・進学

学校は自分の学力だけで選ぶものではない!

私は初めて自分の進路を自分で決める時、つまり、高校受験の時、進路でどの高校に行こうか迷っていました。多くの人は自分の学力に合ったところに行くと思います。しかし、それ以外の理由でも、例えば野球をしたいから野球部が強いところに行きたいとか、家から近いからとか、色々な理由で選ぶ人もいます。私が迷っていたのは、学力でぴったりだというA校と、B校の英語科コースでした。当時勉強嫌いだったので、何かに特化して他の嫌いな教科は早く捨てたいという理由でB校は候補に挙がってきていました。実際に入ってみてからはそんな教科を捨てられるなんてことはなかったことを後に知ることとなりますが、それは置いておいて、当時はそのA校かB校で悩んでいたのです。英語は好きだったのですが、それ以外にB校に魅力は感じませんでした。一方のA校は、レベル的に合っている上に家から最も近く、制服もB校より可愛く校舎も新しかったので、見学に行った際に行きたいという思いが強くなっていきました。また、地元でブランドがあったこともあります。私は知っていました。大人たちが、どこどこ高校出身だというと、そこが頭打ちでその人の学力はそれくらいなんだと判断することを。B校はA校より学力レベルは下でした。結果的に入学したのはB校ですが、そのレベルの低さに驚くことがしばしばあったくらいです。しかし、問題は私のやりたい英語というコースを持っているのが近くでそこしかなかったことです。英語しかないB校をとるか、それともその他が全てB校に勝っているA校をとるか、これはかなり悩みました。そして、最終的に私が下した結論は、B校に行くことでした。決め手となったのは、担任の先生が英語がやりたいのならB校の方がいいのではないかという助言でした。生徒にとって、先生の言うことというのは大きく響きます。それに、学校自体のレベルが少し低くても、私は私独自で勉強を続ければいいじゃないかと思ったのです。A校よりも英語だけはその分頑張れば大丈夫だしと、半ば断腸の思いでA校受験を蹴りました。英語だけにつられたのだから、それはとことん突き詰めてやると決めました。さて、実際に入学してから先のことはあまり言えません。何故なら、私はA校に入学していないので比べようがないからです。想像はできますが、両方を知っていないと比較しようがないのです。しかし、未だにA校だったらよかったのにと思うことがあります。それは悲しい理由ですが、周りの未だに学校は学力で選ぶという考えが根付いていることです。そこが頭打ちだとやはり思われていて、特にそれを感じたのは私は大学生になって塾講師のアルバイトを始めた時のことでした。大人だけではありませんでした。子どもも先生のことをその学校レベルで見ることがわかり、やはり多くの人は自分の学力で学校選びをしているのだと痛感したのです。しかし、他人の評価のために学校を選んだわけではありません。納得して入ったのですから、ずべこべ言われる筋合いはありません。多少プライドは傷つくというデメリットはありますし、就職の時の履歴書にも華々しいものを書けないということもあります。でも、それでもやはり一つのことを貫き通すと決めたことによって進路を決められたのだし、それによって勉強が大変だとあくせくすることもあまりなかったことも確かです。自分で選んだものに文句を言うのは贅沢というもので、きっと周りに流されてレベルで学校を選んでいたらもっと文句を言っていたかもしれません。そう思うと、やはり最終的に結論を下すのは自分の意思なんだなと思いました。思う存分迷って決めて良いんだと思います。

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