出産・子育て

子供3人を絶え間なく元気に育てた私達の記憶

今年の成人式に出席した娘がいます。

朝早くから、美容室で髪を結って、会場まで家内と一緒に送りに行きました。

車から降ろした時に、私の方に振り返り、              「行ってくるね。」

笑顔で会場まで駆け足で向かう娘の後ろ姿を見ていると

「早いなぁ。もう、ここまで成長したんだなぁ。」

と家内としみじみ感慨深げに言いました。 

あと数年も経つと、結婚という話が出てきても不思議ではありません。

しかし、その後に息子2人も控えています。

大学1年の長男、高校1年の二男です。

彼らの成長は私達の記憶の中で、いつまでも幼く元気にはしゃいでいた頃のことが残っています。

私達には3人の子供がいます。

長女、長男、二男です。

3人もいると大なり小なり子育ての苦労がありました。

特に家内はそうです。

私が転勤族で、数年に一度、転勤で色々な地域に移動します。

その度に転校手続きから、新しい友達家族との付き合いと、それだけでも苦労しっぱなしだったと思います。

その中で、一番、苦労したのはと長男かもしれません。

今でこそ落ち着き、精神的にもたくましくなりましたが、幼稚園、小学校の時代には、よく学校に呼びだされたものでした。

朝、家を出るものの学校には行かず、寄り道をしたり遊んでいたり。。

帰宅して本人に聞いてみると

「覚えていない。」

と真面目に言うのですが、嘘を言っているのが明白。

何度も問いただすと、

「いじめられている。」としか言いません。

学校の先生にも普段の学校の生活ぶりを聞いたり、家での生活を話をして、今後どのように接していけば良いのか、相談をしていたものです。

嘘は言う。

家にあるお金は盗む。

そんな長男が腹立たしくもあり、心配でなりませんでした。

他人のお金を盗むようなことはしなかったようですが、成人した時に

他人に大きな迷惑をかけるのではないかと。

時には拳で殴りつけたこともあります。

家庭内暴力と言われてしまえば、それまでのことですが、本当に家内と夜遅くまで、話し合いました。

いっそのこと、何処かの施設に送り込んで、矯正できないかと真剣に考えたものです。

しかし、私達が大変、お世話になっていた心理カウンセラーの先生に

アドバイスをもらったことがあります。

「親であるお父さん、お母さんがます、彼を信じてあげてください。両親は最後の砦なのですから。」 

確かにそうなのです。

私達2人が長男を見放してしまえば、誰が彼を救うのか?

そう思った時に、焦らず息子の成長を見守ることにしたのです。

やがて、小学校から中学に上がり少しは落ち着いたのかと思っていましたが、基本的には変わりません。

それでも、息子と会話を続けていました。

高校受験のための進路相談でも、先生の評価が厳しく、内申点も良くないことで、学校からもて見放された感じでした。

落ち込む長男とゆっくりと会話を久しぶりにした時に

「今まで自分に逃げてばっかりだったろ?今度は真正面からぶつかってみろ。どんな結果になっても、俺らは応援するから。」

その一言が良かったのかもしれません。

試験では真剣に頑張っていたらようで、合格圏外であった公立高校に合格できたことで、低い評価しか与えていなかった中学の先生も驚かしたのです。

あれから数年が経ち、大学に通う長男。

それを見てもっと頑張る二男。

長男が私に言いました。

「迷惑ばかりでかけていた俺を信じてくれた、親父の言葉が嬉しかった。だから今があると思う。」

そんな長男も大学に通いながら、今度は将来のことで悩んています。

就職についてです。娘は既に看護師の専門学校に通っています。

看護師である家内の姿を見ているからでしょう。

長男もまだ大学1年なのに、見ている先は数年後のこと。

悩んで悩み抜いている姿を見て、むしろ安心したのです。

真剣に自分と向き合っていることにです。

これを乗り越えた時には、もっと強くたくましくなれるのだと思うと親として意見することは少なくなってくることでしょう。

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