恋愛

友情が壊れる原因。お金と三角関係の恋愛でしょう。でも回避も出来ます。

私は男性です。これを表明しておかないと話が進めにくいので悪しからず。

別に、友情とは男のもので、女性の友情は少ないとか男と女の間で友情は成り立つかどうかをここで考える事はしません。

男と男の友情の話に絞らせて貰います。

少し昔の話になりますので、感傷とかきれい事が混じるかも知れません。でも、事実をそのまま書く事を心がけます。

男と男の間に友情が成り立つのは事実だと思います。

その友情を壊すものは、私の考えでは二つです。もちろん、いろいろな想定は出来ます。私が一番悩み傷ついたのが二つだからです。

一つは「お金」です。もう一つは「女性」です。

今回は「女性」との関係で男の友情が壊れそうになった話をしたいと思います。

他人から見れば簡単です。ただの三角関係です。文学でも映画でも演劇でも音楽でも、たくさんの話が残っています。ですから永遠に無くならない問題なのでしょう。

友人は小さな会社の社長でした。私は従業員、女性は外注のパートとして働いていました。

彼とは大学生の時に知り合いました。大学は違うのですが歳は同じです。二人とも映画青年でした。彼は大学の映画研究会の部長。私は雑誌に映画評論を執筆しているセミプロのような映画評論家を気取っていました。

その時に、ある映画ファンクラブのような所で知り合いました。映画と音楽の趣味が近かったので、直ぐに意気投合しました。本当に楽しい青春だったと思います。

彼は商売の才覚があったので、大学を卒業して自分で会社を立ち上げました。私は映画評だけの収入では生活が出来ないので、彼の会社で働かして貰いました。

映画の仕事は続けていました。彼の援助で私は映画の仕事をしていたのです。彼の希望でもありましたから。

ここまでは、絵に描いたような男の友情青春ものです。

二人の間に彼女が現れました。友人は彼女が気に入っていました。仕事も彼女には特別な計らいをしていました。それを私は知っていました。

他の社員も社長と彼女の微妙な関係に触れようとしません。私も関わるつもりはありませんでした。

ところが人生は頭で考えた通りに進みません。

私が彼女を好きになってしまいました。本気で愛していました。彼女もそれに応えてくれました。恋愛関係になりました。

今、考えると純真に彼女を愛していたのは事実ですが、友人の会社が成功している事への反感、嫉妬、社長と社員という現実に何かを壊そうと思っていたのかも知れません。

それが社長と彼女の間に私が割り込んだ一因もあったと思います。

私と彼との友情も微妙な関係になりました。こんな時に女性は強いです。平気な顔をして二人の男の間に立てるのです。

私と彼女は男女の関係でしたが、友人と彼女は夜の関係はありませんでした。

会社での仕事にも影響が出始めました。三人の感情が表に出てしまうのです。抑えられない感情が怒りや不愉快なものとなって噴出しました。

恋愛と仕事は別であると頭で理解していても、まだ若かったから心のコントロールが出来ません。

気が付くと、会社で私と彼女が社長の前で楽しく時間を過ごしている事もありました。社長が頭に来るのは当然です。

私たちが大人の対応をしなければならなかったのです。

このような状況が半年続きました。最初に根を上げたのが以外にも彼女でした。彼女は会社を辞めました。私は申し訳ない気持ちで一杯になりました。社長はもちろん静観です。

次に私が辞めました。独立して自営業を始めました。自営業の資金は社長が貸してくれました。友人が一番大人でした。負けたと思いました。

私は自営業を軌道に乗せたら、彼女と結婚を考えていました。

彼女は自由でした。お見合いで相手を決め結婚しました。私は一年間落ち込み、ストーカー行為を彼女に働いたほど精神がぼろぼろになりました。彼女は何も悪くありません。私が幼かった、それだけです。

友人とは何回か酒を飲みました。少しずつですが借りたお金も返済しています。

友人は彼女の結婚を知りませんでした。ある日、私に「彼女、どうしてる」と聞きました。「誰かと結婚した」私は言いました。

友人は思わず吹き出して「そうか」と一言だけ言いました。

この「そうか」と言った友人の言葉に救われました。

私と友人の「男の友情」は今も生きています。

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